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「ダイビングをもっとやさしく、もっと面白く」をテーマにダイビングインストラクターをしています。西表島の海を離れ、原点の沖縄本島へ戻ることに。1/27の記事をもちまして、ブログを引越しました。
by passion82
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カテゴリ:ダイビングスキル( 21 )


ダイビングインストラクターへの道③

 ダイビングインストラクターになるためには、各潜水指導団体(PADI・NAUIなど)が開催するトレーニングコースと試験に合格しなければいけません。団体によって細かいところは違いますが、おおまかな所は一緒です。合格するには一定のダイビングスキルはもちろん、知識・コミュニケーション能力・人間性なども問われてきます。ゲストの安全を管理して、楽しくわかりやすくダイビングを教えることが出来るかが審査されるわけですね。

参加条件
団体にもよりますが、
・18歳以上
・ダイブマスターレベルのダイバーであること
・試験開始時に100本以上のダイビング経験があること
という感じです。

学科プレゼンテーション
ダイビングの学科講習の試験です。講習を行う側の試験、ということですね。課題として決められた箇所を、5分くらいの短時間で実際の授業のように説明していきます。人前で話すことだけでなく、わかりやすく伝えること、落ち着きが求められると思います。もちろん、自分でもダイビングに関する物理・生理・環境などについて、しっかり理解していないと人に教えることはできません。

海洋プレゼンテーション
こちらは海の中での講習ぶりが試される試験。スキルのお手本を見せて、生徒役のダイバーにスキルを正しく実演してもらうまでを行います。必ずと言っていいほどトラブルが起こるので、正しく迅速に対応していきます。安全を確保しながら講習を行う冷静さと、視野の広さが大事です。ここが1番緊張するところ、という意見もありますね。

学科試験
知識を見るための筆記試験です。勉強の要素が強いので、苦手にしている人が多いところですね。実際、この筆記試験で不合格になったというパターンをよく聞きます。ただ、インストラクターになったら、ダイビングに関する知識を、自分の言葉で人に伝えていかないといけないわけですから、自分がよくわかっていないようではいけません。自分の好きなダイビングについてですし、もっとよく知りたい!と思って勉強するのもアリだと思います。

その他
団体によって変わる部分もありますが、レスキューやナビゲーション、ダイビングスキルを見る試験があります。真剣にインストラクターを目指して、前々から準備・努力をしていれば、困ることは無いと思います。

インストラクタートレーニングと試験の項目全てにおいて言えることは、インストラクターになれば実際に必要なことばかりだということです。試験に受かるためではなく、自分がそれを身につけて、将来使っていかないといけないスキルだと思えば、トレーニングも充実するのではないでしょうか。
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by passion82 | 2010-11-04 23:11 | ダイビングスキル

ダイビングインストラクターへの道②

 ダイビングインストラクターになるにはいくつかのアプローチがあります。

①ダイビングショップに通って講習を重ねる
 この方法が一番の正攻法だと思います。時間的に余裕が無くても、海の近くに住んでいなくても、着実に経験を積んでいくことが出来ます。どの街にも、意外とダイビングショップってあるものです。少し大きめの、インストラクタートレーニングを行っているショップを探して、仕事や学校の合間に通うべし。年齢や現在の職業などの制限が少ないんですが、ある程度資金が無いとショップに通い続けられないのが難点かもしれません…。

②何はともあれ、まずダイビングショップに就職してしまう
 現在のダイビング経験など関係なしに、いきなりダイビングショップにもぐりこんでしまう方法です。ショップで働きながら、労働力の対価としてインストラクターまで育ててもらうということですね。インストラクタートレーニングが出来るお店で働くのが理想だと思います。住み込みの奉公状態のパターンから、お店独自の教育プログラムがあるところまで様々ですが、大体が体力的にハードですし、収入は期待したらいけません。将来的にインストラクターになったらそのショップで働くのがまずは礼儀だと思いますので、本腰を入れる覚悟がないと難しいかもしれません。お金は最小限で済みますが、まず時間と体力が条件だと思います。

③専門学校に入学する
 ダイビングインストラクターを養成する専門学校があります。本格的なカリキュラムがある点で、頼りになりますし、何より同じ目標を持った仲間がいるのはいいですね。入れるのは10代の若者だけと思われがちですが、そんなことはないはず…。僕は20代半ばの学生も見たことがあります。ただ、やっぱり学費となるとけっこうなお値段ですよね。高校生からすれば進学ですので、堂々とご両親に相談するのもいいと思います。


 3つの方法をご紹介しましたが、大切なのは周りの人たちとの信頼関係です。インストラクターを目指すともなると、メンタル面で追い込まれることもあるので、そんなときに頼りになる人がショップや学校にいることが大事だと思います。まぁ、ダイビングインストラクターは大体面倒見の良い人が多いので、あとは相性かもしれませんね。
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by passion82 | 2010-10-30 23:40 | ダイビングスキル

ダイビングインストラクターへの道①

 現在ダイビングインストラクターはその数を減らしつつあります。
 海が好きな人であればやりがいのある仕事ですし、インストラクターの仕事に憧れて下さる方はいらっしゃいます。ただ、業界に入ってダイビング一筋で生活していくとなると、長時間労働と低賃金などがネックになって、夢や自己実現を励みにするだけでは、心折れてしまうこともあるんだと思います…。
 ダイビングに関わる人が、将来の不安や極度のストレス無く働いていくためには、ダイビング業界そのものが変わっていかないといけません。今の僕は業界への影響力など全く持っていませんが、せめてダイビングインストラクターを志す人への励みになればと、このブログでインストラクターを目指すうえでの小ネタや、業界へのアプローチの仕方を簡単にお話できればと思うのであります。

 今回は、『ダイビングインストラクターの条件』のお話です。未熟者の僕が偉そうに…という感じですので、あくまで個人としての意見をお話します。
 ダイビングをされる方であれば、インストラクターの条件は色々思いつくかもしれません。

・ダイビングが上手
・魚に詳しい
・教え方が上手い
・頼りがいがある
・優しい
などなど……

 その中で僕が思う第一の条件は、「人が好きである」ということ。接客をするサービス業なので当たり前ですが、人と接すること・話すことが好きでなければ、ダイビングインストラクターは務まりません。
 インストラクターを目指す方やダイビングの専門学生に、この「条件」って何があると思いますか?という質問をすると「海が好きなこと」を条件にあげる人が多いです。もちろん「海が好きなこと」はかなり大事ですし、モチベーションの素になってきます。特に精神的に参ったときなど、海に対する気持ちがあれば大分踏ん張れると思います。ただ、忘れてはいけないのは、ダイビングインストラクターの一日の仕事のうち、海に潜っているのはせいぜい2時間。ほとんどは陸上でゲストに接しているということです。陸上での前準備次第で、ゲストが水中で感じる快適さや面白さはかなりコントロールできるはずです。陸上・水中を合わせたトータルでゲストを喜ばせることが出来るのは「人が好き」な人じゃないでしょうか?

 なんて思うのでした。これからも暇を見つけ次第、「ダイビングインストラクターへの道」をアップしていきますので、ご興味のある方はご覧ください。
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by passion82 | 2010-10-29 22:52 | ダイビングスキル

中性浮力マスター作戦④

呼吸で中性浮力
 中性浮力はBCDでとるものと思われがちですが、BCDと同じくらい、むしろ中性浮力の基本を理解するうえでは一番大事なのは呼吸かもしれません。人間の体内の浮き袋である肺を使って、自分の浮力を調整するわけです。

息を吸うと浮き、吐くと沈む
浮力は、肺が膨らめば大きくなりますし、しぼめば小さくなります。浅いところでは、適正ウェイトであればBCDを使わず呼吸だけで浮力のコントロールが出来ます。逆にそれが出来ないなら、ウェイトが重過ぎるということですね。

吸い気味呼吸と吐き気味呼吸
浮きたいときには、息を一杯吸って止めたらいいわけではありません。息を止めっぱなしで浮上してしまえば肺が過膨張してしまいますね。浮きたいときには吸い気味呼吸をしましょう。息を吸い始めを素早く、吸い終わりをゆーーっくり。そして吐くときは始めゆーーっくり、吐き終りは素早く。肺の膨らんでいる時間を長めにしてやるわけですね。
吐き気味呼吸はその逆です。沈みたいときに、吸い始めをゆーーっくり、吸い終わりを素早く。吐き始めを素早く、吐き終わりをゆーーっくりしてやるのです。肺がしぼんでいる時間が長くなるんです。

タイムラグ
息を吸ったからすぐに浮いていくわけではなく、吐いてすぐに沈んでいくわけでもありません。息を吸って吸って吸い続けて、ようやく浮いていきます。吐くときも同じ。少し遅れて体は沈み始めます。呼吸のタイミングに遅れて体が浮き沈みするということなんです。呼吸は大きくゆっくりしなければ、浮力コントロールができないのです。

浅いところでは呼吸を中心に中性浮力をとり、深いところでは呼吸だけでは体は沈み気味になってしまいますので、BCDで浮力を補っていきます。そして細かい浮力の調整は呼吸で行いましょう。

呼吸を制するものは浮力を制する。ひいてはダイビングを制するのです。

 台風が今年初めて西表島に接近する今夜なのでした。
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by passion82 | 2010-08-08 23:40 | ダイビングスキル

中性浮力マスター作戦③

BCDで浮力をコントロール
 海の中に入れば、すぐにはスーツやウェイトの量は変えられません。呼吸でも浮力をコントロールすることは出来ますが、深いところで劇的に浮力を大きくすることは出来ません。つまり!水中で浮力調整できる(中性浮力をとるために使える)1番のツールはBCDなのです。

 BCDの使い方の基本は…
①ちょっとずつ
いっぺんに空気を入れてしまうと、急浮上の危険がありますし、逆に空気の抜きすぎも潜水墜落につながります。空気の出し入れは少しずつ。
②こまめに
空気の出し入れが少しずつでいいのは、浮力の調整がすこしでいい時。操作のタイミングが遅れてしまうと、大幅な給気&排気が必要になってしまいます。こまめにBCDをつかって浮力調節しましょう。

 めざすところは…
①かなりゆっくりめのキックで泳いでも沈まないくらいに
②止まっているときは呼吸に伴って、ゆっくり一定のタイミングで体が上下するように

そんな感じになるように空気の量を調整してみてください。この状態になっていれば、ほぼ中性浮力がとれています。

 注意してもらいたいところ
①空気の位置をイメージ
空気を抜ききったつもりが、まだBCD内に余分な空気が…という経験をされている方も多いはず。BCDのどこの位置に空気の塊があるのか、イメージするようにしましょう。インフレーターホースは左肩から出ています。ホースを使って排気するのなら空気は左肩に集めるように姿勢を作らなければいけません。右肩のダンプバルブから抜くなら右肩に空気を…という具合に。
②早め早めに
タイミングが遅くなると、それだけ多くの空気を給気&排気しなければいけません。調整が大幅になるとそれだけミスも出てきます。
③自分の浮力をイメージ
自分が今浮いているのか?沈んでいるのか?を素早く感じられるようになりましょう。はじめは目標物を見ながら、視覚で自分の水深の変化を見てみるのもいいと思います。この感覚を養うことが中性浮力マスターへの一番の近道!な気がします。

写真は本日のバラス島。夏ですね。
次回は呼吸についてです!
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by passion82 | 2010-08-05 23:15 | ダイビングスキル

中性浮力マスター作戦②

 適正ウェイト 
 中性浮力を上手にとるには、まず適正ウェイトをつかむことからはじめます。
 適正ウェイトとは……
「水面でBCDの空気を全部抜いて普通に呼吸をしている時に、目の位置に水面が来るように調整されたウェイト量。ゆーっくり息を吐くと沈み始める。」 というようなことが、各ダイビング指導団体のマニュアルには書いてあります。つまり「ギリギリ沈むことが出来るウェイト量」ですね。適正ウェイトの場合、体の力をしっかり抜いて息を吐ききらないと潜降ができません。
 体の力を抜く、ということが出来るようになると、中性浮力のスキルは格段に上達していきます。なぜなら、この脱力が出来るようになると「息を吐く=沈む 息を吸う=浮く」という感覚がよりつかみやすくなるからです。中性浮力をとるためにまず使うのはBCD、というイメージが持たれがちですが、基本は呼吸。体内の浮き袋である肺を使って自分の浮力を調整するのが第一ですよ。
 そして、いざBCDを使うことになっても適正ウェイトで潜っていれば、少しのボタン操作で自分の浮力を中性浮力の状態に持っていけるのです。重すぎるウェイト(オーバーウェイト)では、少し沈んだだけでBCDにたくさん空気を入れなくてはならず、少し浮上すればまたたくさんの空気を抜かなければ沈めません。

 適正ウェイトで沈むためには、とにかく息をゆーっくり吐くこと。そして吸うときは出来るだけ早く。そしてまたゆーっくりと吐き続けます。肺の中に空気が溜まっている時間を極力短くしてあげるんですね。これを体の力を抜ききった状態で行います。
 沈みづらい時には、1度水面でジャンプするようにフィンをひとかき。すると自分の重さが勢いとなって少し体を水中へ押し込んでくれます。ここからゆっくりと息を吐き続けていくわけですね。

 ただ、厳密に言うと、バッチリジャストの適正ウェイトでは、ダイビングの後半、タンクの空気が減ってくるとプラス浮力になって体が浮いてしまいます。普通は適正と思われるウェイト量より1kgくらい重めがいいというのが一般的な意見ですね。
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by passion82 | 2010-08-05 00:29 | ダイビングスキル

中性浮力マスター作戦①

 ダイビングシーズン真っ盛りです。すでにダイバーの方はもちろん、ダイビングをしたことのない方も、この夏はぜひ海の中を楽しんでいただきたい!

 さてさて、ダイビングをする上で、永遠のテーマとも言えるスキルが「中性浮力」です。今回から何回かに分けて、この「中性浮力」のマスター法をお届けしたいと思います。

 中性浮力とは?
 ダイビングをしているとかなり頻繁に耳にする言葉、「中性浮力」。簡単に言えば、「水中で浮きも沈みもしない状態」です。ダイビングで浮力をコントロールするものは、スーツ・ウェイト・BCD・呼吸、おおまかにこの4つ。この4つを上手に調節して、浮きも沈みもしない状態を作り出すのが、中性浮力の目標なのです。

 中性浮力が取れると…
 メリットは山ほどあるのです!
・無駄な体力を使わないので楽チンに潜れる。エアも節約。
・海底の環境にダメージをあたえないやさしいダイビングを実現。
・一定の水深を維持することで抜群に生き物を見やすい。
・ダイビングの醍醐味、浮遊感を味わえる。

などなど。
中性浮力がバッチリ決まれば、見た目にも美しいかっこいいダイバーになれますよー(^^)
次回以降は、そのコツなど細かいところをつめていきます。

 天気のいい西表からでした。
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by passion82 | 2010-08-03 19:59 | ダイビングスキル

耳抜き小技③

 引き続き耳抜きの小技です。

①アメをなめる
ダイビング前にアメをなめておくと、耳管が開きやすくなるので耳抜きの成功率は上がります。つばを常に飲み込み続ける動作がGOODなようです。…ただ、僕自身はこの効果をあんまり実感したことがありません(*_*)

②マッサージ
耳の後ろや鼻の横をマッサージします。耳管が通っているであろうところを中心に揉んでやります。

③鼻をかむ
これはかなり効果ありだと思います。恥ずかしがらずに、水面で1度鼻をかんでから潜降すると、かなり耳の調子は良くなるはず。水中で耳が抜けなくなったときも効果はありますが、マスクの中に鼻水がたまったり、マスクの下を開けて鼻をかんだとしてもマスク内に水が入ったり…と、このワザを使いこなすにはそれなりの鍛錬が必要になります。
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by passion82 | 2010-06-23 23:35 | ダイビングスキル

耳抜き小技②

耳抜きの小技をご紹介!
エンドレス耳抜きです。
小刻みに耳抜きを続けるワザで、正確にはエンドレスではないんですが、僕自身は耳の調子がイマイチのときに効果テキメンです。
やり方は以下の通り。

①まずは水面で1回。
②そこで耳抜きが成功したらすぐに潜降開始。
③そこから畳み掛けるように、1秒に1回以上のタイミングで連続耳抜き。
④その間も少しずつ潜降を続けます。
⑤水底や潜降ロープの一番下に到着するまで小刻みな耳抜きを続けます。

これは耳の違和感うんぬんでは無く、とにかく連続して耳抜きをすることで、耳管が閉じるヒマを与えないというテクニック。

もう、科学的な根拠は全く無く、完全に自己流ですが(^_^;)
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by passion82 | 2010-06-22 22:54 | ダイビングスキル

耳抜き小技

朝は耳抜きから

 朝起きたら耳の調子を確認する感じで、まず耳抜きをしてみます(両耳とも)。その後も海に入るまで暇があれば耳抜きします。
 これは耳抜きを直接成功させるテクニックではありませんが、効果はかなりあると思います。海に入ってからいきなり耳抜き、というよりも、耳に準備運動をさせてあげたほうがはるかによく抜けます。
 陸上で日常的に耳抜きをするのには否定的な意見もあると思います。そんな心配がある場合は、お風呂やスポーツジムの水泳用プールであれば水中でも練習できます(さすがにダイビング当日には難しいですが…)。「そんな浅い水深で…」と言う無かれ!耳が抜けにくい人は、多くの場合お風呂程度の浅い水深でも耳に圧を感じてしまうのです。これは練習になるはずですよー。
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by passion82 | 2010-06-21 22:49 | ダイビングスキル